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サルナート仏頭 |
材料:桧 寄木木白木造り 総高約40cm |
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インドのサールナート(鹿野苑)は、釈尊の初転宝輪の地。サールナートの地から出土した多くの石仏が考古博物館には展示してあります。それらは確かグプタ朝(320年に成立したインド古典時代)の時代の像であったと記憶していますが、私にとっては仏像彫刻の原点に触れるような感がありました。
ガンダーラ仏よりも心にシックリと受け容れ安いのです。
かつて初転宝輪の像を模刻致しましたが、再度研鑽のために仏頭に取り組んでみました。高さ40センチ程度の少々大きめな仏頭になっています。残念なことに、少しヤニが出てしまいました。 |
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